ビスのねじ込みで気を付けたいこと ~下地探し~
インテリアに興味を持つようになると、部屋のいろいろな場所にアートを飾ったり、鏡をかけたりする場面が多くなります。
アートや鏡の中には、壁や天井に設置するものも。
そこで、壁や天井にビスをねじ込むために、私が5年近く使っている下地探し(シンワ 下地探し どこ太 LL)について紹介していきたいと思います。
実は、5年近く使っていても今の今まで知らなかった、ちょっぴりうれしい発見がありましてね。
いい発見だったから、忘れないようにしたいなと。
それでは、いきますよっ(=゚ω゚)ノ
壁や天井にビスを固定する際の注意点
例えば部屋の壁に鏡をかけたい場合、ただ単に壁にビスをねじ込み取り付けるだけでは十分に固定されていない場合もあります。
ビスをねじ込んだ際に、白い粉が出てくるようならそれはプラスターボードに穴をあけているだけの可能性もありそのまま重たいものをかけるとビスごと壁から抜けてしまうこともあり危険です。
重さがかからないもの(例えば年間カレンダーやポスター)であれば、画鋲などで固定することもできます。
しかし、鏡などの重たいものであればきちんと下地を見つけそこにビスをねじ込むことが大切です。
そこで、問題となるのがどうやって下地を見つけるかです。
下地探し
下地探しには、大きく二つの種類に分かれます。
- 電気によるもの
- 細い針を刺すもの
今回、私が紹介するのは、2の細い針を刺すもので、実際に壁や天井に針を刺し下地があるかどうかを確かめるというものです。
私が使っているもの シンワ 下地探し どこ太 LL
使用例)壁や天井に先を押し付けると中から細い針が出て下地の位置まで針が刺さったところで止まる
目盛りが付いていて、本体を押し付けたあと針が刺さった長さを読み取ることが出来ます。
(仮に12の位置で本体がそれ以上押し付けられなくなったら、壁の表面から12mm奥に下地が入っているということ)
実は、この下地探し、針がうまく出なくなってしまったのです。
今まで5年近く使ってきて(頻度は、月1回程度ですが…)初めてのことでした。
そこで、思い切って本体を回してみると…
このように、5つのパーツに分解できました。
針をよーく見てみると…
針が曲がっている…おそらく下地に当たっているのに無理に力を加えたため針が途中から折れてしまったのだと思います。
針を元に戻そうとするも、簡単には戻りそうもありません。
んー、困った。その時ふと赤い筒を見てみると、
んんっ!!替え針が入っているではありませんかΣ(・□・;)!
そこで、思い切って針を交換することに。
まず折れている最初のところで針を切ります。
(針さん、いままでどうもありがとう。)
切れました。
切った後は、針のお尻の部分を取り外します。
これが結構細かくて難しいです。細めのラジオペンチなんかあるととりやすいと思いました。
私の場合は、何とか自分の指と切った針を使って引き抜きました。
交換する新品の針。
針を奥に入れ込みます。
目盛りが付いた筒に戻します。
最後に赤い外側の筒に戻すと…
完成!!
私の場合、初めて針の交換だったので約15分位かかってしまいました。
でも、替え針がちゃんとついているのは、うれしい発見でした!
ビスのねじ込みで最も気を付けたいこと
実は、ビスのねじ込みで気を付けることは下地の有無だけではないんです。
たまにあるのは、
- 電気の線に傷をつける
- 給排水管に穴をあける
こと。
ビスをあける付近(上下も含む)にコンセントや水道管がないかは、事前に必ずチェックするようにしましょう。
直すのが大掛かりになることも
下地のチェックに気を取られ、万が一、電線や水道管を傷をつけてしまうと直すのが大掛かりになることもあります。
気になる場合は、図面を観たりプロに意見を聞くことも良い選択です。
また、電気の線は電気式の下地探しならある程度は見つけることもできます。
細い針による下地探しは、私はホームセンターで買いました。値段はあまり変わらなかったけどAmazonにも出ていたので貼っておきますね
あと、下地にビスをねじ込むには、かなり力が必要です。
これもいい工具があります。また別の機会に紹介していきますね。